お雑煮の話

正月料理といえばお節料理なのですが、一日の最初に食べるのはお雑煮。このお雑煮はお餅を煮込んで食べるものですが、中に入れる具や汁は全国でかなり違います。
東のほうではすまし汁風が多く、西の方では味噌汁風が多いと聞いたことがあります。

また、餅も切り餅を食べるところと丸餅を食べるところもあるとのことなのですが、私のところではめちゃくちゃシンプルなお雑煮で、切り餅とかつおだしのすまし汁。中にはもち菜だけを入れ、食べる直前に花かつおをかけて食べます。

この正月菜、それこそ小さい頃から食べていたのですが、最近スーパーなので「正月菜」として販売されているのは「小松菜」ということを教えてもらいました。言われてよくよく見ると・・・小松菜でした。
まあ、小松菜でいいんですけどね。食べ慣れているし。

2021年の12月30日に近くのスーパーに行ったところ、本物(?)の正月菜が売られていたので買ってきて、今日のお雑煮に入れてみました。
小松菜よりも苦味が少ないですし、茎も一回りほど小さくなっています。

このもち菜を入れたシンプルなお雑煮はこれ

ちなみに香川県のお雑煮は味噌汁の中に大福餅を入れてあるとか。餡入りの餅のお雑煮は食べたことないのですが、高専時代に味噌汁の中に丸餅が入っていたのには、びっくりしました。よくよく聞くとこれがお雑煮だそうで、ここで初めてお雑煮は全国で大きく違うことを知ったのでした。

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