今回もマイナンバーに関する話です。
twitterを見ていたら
「マイナンバーカード「このくらいのトラブルで騒ぐことは欧米では考えられない」 日本の「ノーミス社会」の弱点をアメリカ人経済アナリストが指摘」これは本当にその通りだと思った。メディアは面白おかしく不安を煽るのをやめるべきです。 https://t.co/xKmUlp9gUT
— 橘 玲 (@ak_tch) July 4, 2023
というのを見つけ、yahooニュースを読むことに。
で書いてあることにものすごく納得しています。簡単に言うと、初っ端にはミスがつきものだから、そういうことには目をつぶって使えるように改良していこうということですね。
でこのミスに厳しいところなんですが、これは日本人の気質にも関係するのではないかと感じています。なにせ「神は細部に宿る」ですからね。細かいところに気遣うところは長所なのですが、それにこだわりすぎると短所となってしまいます。
中小製造業の社長さんもそう。自社製品を開発するのですが、いつまで経っても試作品止まりで製品が完成しません。
試作品を周囲の人たちに見せたり使ってもらったりして意見や感想をもらいます。その意見・感想は重要なのですが、試作→評価→改良の無限ループに陥ってしまうのです。
はじめから完璧なものはありえない。世の中に出てそこから改良を加えていくと割り切ることも必要なのです。
まあ、割り切りすぎて製品未満のものを世の中に出すのも問題ではあるのですが。