マイナカード騒動 その4

マイナンバーカード保険証に関する問題をきれいにまとめてある記事をimpressWatchにみつけました(情報提供はもへもへさんのツイート)。

この記事によると保険証との紐づけでトラブっているのは、紐づけを「市役所などの窓口を利用」した場合なんですね。誤紐づけの事案については、デジタル庁のページにその要約がアップされています(デジタル庁 マイナンバー情報総点検本部(第1回) ここの資料1)。

この要約を見てみると、誤登録の件数は7,312件。前の記事で示しましたが、カード発行枚数(=カード保持者数)は9,730万枚ですからその割合は0.0075%!なんです。もう本当に少ないんですね。まあ、窓口利用での登録がどのくらいあるのかは不明なので、実質の誤登録数は多くなるとは思いますが。

ただ、システム屋から見て、本人確認のための情報が氏名、生年月日、性別、住所の4項目になっているのがおかしいと感じてます。日本語では漢字に複数の読み方があって、氏名に用いる場合はその読み方も変わってしまうのです。ちょっと極論にはなってしまうのですが、名前って漢字じゃなくて「読み方(ふりがな)」のほうに重きを置く必要があるんだと思っています。
生まれた子供の名付けにおいて漢字が優先されると思っているでしょ、でも最終的によみがな(ふりがな)が重要なんです。まあ住民基本台帳にふりがなはデータになっていないので、データを用いた人物同定には使えないんですけどね。なんでそう思うのかというと、小さい子供は自分の名前(漢字)を読むことは難しいので、名札などにはひらがなで書きます。命名には漢字を優先しますが、生きていく中では読み方のほうが重要になっているんです。

まあ、世間で騒がれているように住所の記載にはゆらぎがあるのも問題なんです。ただこれについては住民票の写しと全く同じように記入すれば問題は少なくなるのですが、紐づけに住民票の写しが必要となるとハードルが高くなるので、やりたがらないのも理解できるのですが。

とはいえ、根本の問題は日本人と言うか、マスコミは比率的にものすごく小さい極々稀な事案を大げさに書くことだと思います。上に書いた「誤登録は7,312件」、これって多いですか!?。実数としては多いような気もしますが、割合としては0.0075%。元官僚で嘉悦大学経営経済学部教授の高橋洋一氏は「マスコミで割合を言っているときは実数を、実数を言っているときは割合をチェックしろ」と言っています。今回の騒動をマスコミはどう伝えているかというと7,312件で実数です。高橋氏の言い分から割合(0.0075%)を重視すべきなんです。

あっ、今回はセキュリティの話をするんだったはず。セキュリティについては次の記事で・・・やれればいいなぁ・・・

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